太陽と学ランとステージとミラーボール【コンドルズ埼玉公演2024新作/『Here Comes The Sun』】

6月8日と6月9日。生まれ変わった我がホームことさいたま芸術劇場にコンドルズの公演『Here Comes The Sun』を見に行って来た。
事前にチケットは確保してあった。
8日はひとりで、9日には家族とふたりで見に行く予定だった。8日は14時開演にもかかわらず12時まで喧嘩してて「もう見に行かない!」「勝手にしろ!」とキレ合ったものの、最終的に見に行った。見に行って良かった。めちゃくちゃ笑ったし、すごく泣いた。帰宅したら家族が煮卵を仕込みながら「おかえり」と行ってくれた。私は、「明日は一緒に行こうね」としか言えなかった。

いい天気だった。
生まれ変わったさいたま芸術劇場は身構えていたほど知らない劇場ではなくて、いつも通りのさい芸がちょっとお洒落して迎えてくれた、みたいな感じだった。さい芸でのコンドルズを見るのはまだ三回目だけど、何かと何かを祝う彼らはさい芸におめでとうを伝えていたし、相変わらず元気に蜷川幸雄の名を呼んでいた。
妖精が出てきた。珍しく? タバコモチーフの演出があった。若手の見せ場が多かった。コンドル氏こと近藤良平さんは最高にキラキラの笑顔で、ずっと最高だった。勝山さんが嬉しそうだった。
石渕教授の見せ場が多すぎた。足のテーピング…心配!! 勝山さんとのライブ行きたいな〜。
ミラーボール。ミラーボールが輝く異世界。せり上がってくるステージ、爆音の中で踊り狂う学ラン姿の男たち。さいたま芸術劇場はかなり奥行きがある劇場だと思う。それをフルに使って、ダンス、コント、大喜利、和太鼓と様々なエンターテインメントの最先端に観客を連れ込み、やがて。
コンドルズの舞台の終わりは、いつも唐突で、良平さんの肉体ひとつで静かに幕を下ろす。
私は小説を書くのをやめようと思っていた。
でもね。
こんなに笑顔になって、手拍子して、ゴダイゴの『ガンダーラ』が耳から離れなくなって、良平さんの笑顔を見て、飛び散る汗、前列だからこそ聴くことができたひとりひとりの魂を削るかのような息づかい。
それを全部浴びて、「でもやめます」って言えないよ。
いや言ってもいい。言っても誰も困らない。そんな価値もない。でも狂気のVRゲームコントのラストで聞いたあの台詞。
やめますって言えないよなぁ。

Tシャツを買った。終演後ロビーに出てくるコンドルズのメンバーをなんとなく眺めた。良平さんはたぶん違うところから出てくるのだろうと思ったけど、そっちには行かなかった。
今度、ファンレターを書いてみようと思う。劇団もグループも、演劇もダンスも永遠ではないから。今、今の『コンドルズ』のパフォーマンスで私の魂をステージ上で丸洗いしてくれたことに、感謝。


新しくカフェができてた!わーい!!
…………あと!
これはネタバレかもだけど!(もう千秋楽終わったから許される?)まさかの小林顕作氏登場に「ギャーッ!!」て声が出ました。
まさか…そんな…そして元気すぎる…私は実はめちゃ初期の顕作氏しか知らなくて、なんならオフロスキーとかわかんない。たぶんテレビ持ってない時期。だからストプレ顕作氏しか知らない身にあの騒々しさは刺さったよ!!!! 想像していた500000000倍うるさかった。最高。足を大事に。
カテコ後、良平さんに首根っこ掴まれて(手も引かれて?)退場させられるのか〜わいかったな〜! 今度はダンスで、ぜひ!
順不同で好きだったところ、
・スサムストリート(怖…)
・ステージせり上がり!
・センター良平さんの肩越しに見える勝山さんの笑顔
・「チャンスタイム!」〜ガンダーラ(二度言う)
・教授の和太鼓コーナー
・ただ楽しい楽しいだけじゃなくて、みんなの背中の向こうに見える『世界』
・今回石渕教授推しだったな…と噛み締め
・オクダさんのTシャツ買えたよ!
そんな感じです。またコンドルズに会えるまで、生きる。